iPhoneのGarageBandってどんなアプリ?
初心者にも分かりやすく教えて欲しいな。
このような疑問にお答えします。
iPhoneの作曲アプリを色々と使いましたが、
結論から言うと「GarageBand一択です。」
神アプリ過ぎて、もはや使わないと損するレベル。
初心者の方にもオススメです。
その理由は3つ。
- iPhone持ってれば無料で使える。
- 簡単に作曲できる機能が盛り沢山。
- 音源のクオリティが異常に高い。
順番に見て行きましょう。
GarageBandが初心者にオススメな理由①
iPhone持ってれば無料で使える。
本格的な作曲アプリになると数千円するものが結構あります。
正直「買ったけど自分には合わなかった。」となるのは嫌ですよね。
そんな中、無料で試せるのは大きなメリットになります。
なぜ無料で使えるのか?
GarageBandはiPhoneを作っている会社「Apple」が開発しています。
iPhoneに最初からインストールされているので、無料で使う事が出来るんですね。
さらにiOSのアップデートにも即座に対応してくれる為、アプリの安定感はバツグンです。
最初は有料だった⁈
発売した当初は600円で販売されていました。(600円の時点でかなり安いですが)
アップデートが繰り返され色々な機能が追加されました。
にも関わらず今では無料アプリとなったのです。
もう意味が分からないですよね。(笑)
無料でこのクオリティは素晴らしい。
無料ですが中身はプロ並みのレコーディングスタジオです。
どの有料アプリにも負けない素晴らしい機能が盛り沢山。
というわけで、次項からその「素晴らしい機能」について深掘りしていきます。
GarageBandが初心者にオススメな理由②
初心者でも簡単に作曲できる機能が盛り沢山。
GarageBandには便利な機能が沢山あります。
実際に使ってみて「これは良い!」と思ったものを4つ紹介します。
- パズル感覚でビートが作れる「ビートシーケンサー」
- 自動でドラムを叩いてくれる「DRUMMER」
- タップするだけで楽器が弾ける「SMARTシリーズ」
- 並べるだけで曲が完成!「Apple Loops」
順番に見ていきましょう。
パズル感覚でビートが作れる「ビートシーケンサー」
ビートシーケンサーは昔からある16ステップのシーケンサーを、iPhoneで使い易いようにアップグレードさせたものです。
鳴らしたい場所をタップしていくだけでビートがつくれるので、まさにパズル感覚で使用する事が出来ます。
詳しい使い方はこちらの記事からどうぞ。
自動でドラムを叩いてくれる「DRUMMER」
「DRUMMER」はビートシーケンサーとは違い、ジャンルとリズムのイメージを設定するだけで自動で演奏してくれます。
しかもこの「DRUMMER」の作り出すフレーズがリアルなんです。
さらに演奏スタイルも豊富でフィルインまで作ってくれるという親切さ。
ドラムはよく分からない!って方は迷わず使いましょう。
タップするだけで楽器が弾ける「SMARTシリーズ」
GarageBandには楽器が弾けない人でも演奏が出来るように「SMARTシリーズ」というものがあります。
ちなみに僕のイチ押し機能です。
「SMARTシリーズ」はタップするだけでコードが弾けたりアルペジオが弾けたりします。
これの良いところは完全な自動演奏ではなく、あくまで「自分で操作してる感がある」というのがポイントです。
まるで楽器が弾けるような感覚になります。
どんな楽器があるかと言うと
- SMART ピアノ
- SMART ギター
- SMART ストリングス
- SMART ベース
- SMART ドラム
といったラインナップです。
よく使われる楽器が揃っているので、これだけあれば十分ですね。
楽器の楽しさを知る為にも是非とも使って欲しい。
それが「SMARTシリーズ」です。
並べるだけで曲が完成!「Apple Loops」
「Apple Loops」とはピアノやギターのフレーズ、ベースラインなどのループ素材です。
アプリに最初から沢山付いてきますが、さらに追加でダウンロードも出来ます。(しかも無料)
フレーズのセンスが良いので聞いてるだけでアイデアが浮かんで来ます。
著作権フリーなのでそのまま使うのもOK。
さらにテンポやキーを変えても、自動で合わせてくれるという親切さ。
メインのパートで使うも良し、コッソリ裏で使うも良し、困った時に助けてくれる。
それが「Apple loops」です。
GarageBandが初心者にオススメな理由③
音源のクオリティーが異常に高い
GarageBandは機能も素晴らしいですが、音源のクオリティが高いんです。
つまりは音が良いという事。
- 音が良いと作曲のモチベーションが上がります。
- 音が良いと何気なく作った曲でもそれなりに聞こえます。←これ大事
その中でも特に良いなと思ったものを3つ紹介します。
有料級のソフトシンセ「Alchemy」
「Alchemy」は元々Camel Audio という会社が販売していたソフトシンセです。
それをAppleが買い取ったので、「簡易版」になりますが最初から付属しています。
※ ちなみにAppleの標準DAW「Logic pro x」には完全版が付属しています。
有料級と言うか「もと有料ソフト」です。
その頃から「Alchemy」の評価も高かったので音が良いのは当然ですね。
打ち込みとは思えないリアルなギター
よく「ギターの打ち込みは難しい」と言われていますがホントその通り。難しいんです。
ギターのコードはピアノと違って、音の並び方が独特です。
しかもピックや指で弾いた時のニュアンスを再現しないとギターっぽく聞こえないのです。
そこで登場するのが少し前に紹介した「SMARTギター」です。
指でサッとなぞるだけでリアルなギターが弾けちゃいます。
後は録音するだけでギターの打ち込みが出来るというホント凄い機能なんです。
これも是非、使って欲しいと思います。
こんな音まで⁉︎世界の伝統楽器「WORLD」
最後に紹介するのは世界の伝統楽器が使える「WORLD】です。
使える楽器は4種類。
- Pipa (琵琶)
- Erhu (二胡)
- Koto (琴)
- Guzheng (中国の琴)
マニアックですねー(笑)
中でも「琵琶」と「二胡」がオススメ。
「琵琶」
「二胡」
あまり馴染みのない楽器ですが、意外にもHiphop系とくにTrap(トラップ)なんかに合います。
しかも実際の楽器を再現したインターフェイスなので、ピアノとは違う感覚でメロディが作れるとこもポイントです。
リバーブを深めにかけると良い感じに。
是非とも体験してみて下さい。
GarageBandが初心者にオススメな理由 :まとめ
このようにGarageBandは無料にもかかわらず、簡単に作曲できる機能が沢山あります。
最近では作曲と言えばパソコンを使うのが当たり前になりました。
確かにパソコンの作曲ソフトは何でも出来ます。
しかし始めるには、それなりの資金と知識が必要です。
そして何でも出来るが故に、「曲を作る時間が無くなる」という事もよくあります。
その点iPhoneのGarageBandなら場所を選ばず、何処にいても音楽が作れます。
しかも操作は簡単です。
いざ本格的な作業をしたければPCにデータを移す事も出来ます。
『機能が豊富なのに使いやすい』
これから音楽を始めようと思っている方は、iPhoneのGarageBandを使ってみる事をオススメします。
最後まで読んでいただきたいありがとうございます。
それではまた次回。