GarageBandでピアノを打ち込む!コードの知識は必要なし【iPhone】

iPhoneのGarageBandで、ピアノを打ち込む方法をおしえて。

ピアノ弾けないけど大丈夫かな?

もちろんコードも知りません…

今日はこんな悩みにお答えします。

結論から言うと「ピアノが弾けなくても、コードを知らなくても問題ありません。」

なぜならGarageBandには『Smart Piano』という、便利な機能があるからです。

むずかしいコードや演奏も、タップするだけでOK。まずは好きな曲をカバーしてみましょう。

余談ですが、こないだ見た映画がおもしろかったので、のせておきます。

音楽好きならぜったいハマるはず!

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引用:Amazon
あらすじ

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あらすじ

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あらすじ

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目次

GarageBandで実際にピアノを打ち込んでみる

まずはピアノを打ち込んでみましょう。

GarageBandを開いて『曲を作成』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む1
曲を作成

KEYBOARD』にしたら、『Alchemyシンセ』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む2
Alchemyシンセ

Alchemy(アルケミー)』というソフトシンセが使えるようになりました。

鍵盤を押して音を確認しましょう。

GarageBandでピアノを打ち込む3
素晴らしいサウンド

音色の変更

次は、音色を変えてみましょう。

左上の▼マークを押して、下の音色名をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む4
①▼マーク、②音色名をタップ

Alchemy』で使える音がズラッと出てきます。

左側からカテゴリーを選び、右側のサウンドを選択して音を変更します。

GarageBandでピアノを打ち込む5
カテゴリを選んで、音色をタップ

Alchemy』の音色だけでも、かなりありますね。

数えてみると何と300種類、中でも『Bass』が66種類と1番多いです。

シンセベースにはしばらく困りませんね。

しかし、今回はピアノを打ち込みたいので、音色を変更します。

先ほどの選択画面にして、『メインカテゴリ』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む6
メインカテゴリ

左側の『Keyboards』を選んで右側は『Grand Piano』を選択します。

GarageBandでピアノを打ち込む7
Keyboads→Grand Pianoを選択

これでピアノの音になりました。

GarageBandでピアノを打ち込む8
結構リアルな音

ちなみにオクターブの変更はは、赤枠のボタンで行います。

GarageBandでピアノを打ち込む9
オクターブの変更

録音ボタンを押して打ち込みスタート

それでは演奏を録音してみましょう。

と言っても録音ボタンを押して、メトロームに合わせて弾くだけです。

GarageBandでピアノを打ち込む10
カウントが始まる

最初は上手くいかないかもしれませんが、慣れてくるので大丈夫です。

間違えた時は、停止ボタンを押して下記の『戻る』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む11
戻るをタップ

録音前の状態に戻るので、何度でもチャレンジ出来ます。

間違えた所を修正する

録音していると「ここだけ直したいなー。」って事がよくあります。

そんな時に使う方法です。

録音を停止したら下記のボタンをタップ。トラックを表示させます。

GarageBandでピアノを打ち込む12
トラック表示画面に切り替える

緑の箱を1回タップします。

GarageBandでピアノを打ち込む13
緑の箱は『リージョン』と言う

オプションが出てくるので『編集』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む14
編集をタップ

先ほど打ち込んだ音が、並んでます。

GarageBandでピアノを打ち込む15

修正したい音をドラッグして、音の高さやタイミングを変更します。

GarageBandでピアノを打ち込む16
拡大すると動かしやすい

音の長さを変えたいときは、後ろ側をドラッグ。

GarageBandでピアノを打ち込む17
右端の矢印をドラッグして変更

左上の鉛筆ボタンをスライドさせると、音を書き込むことが出来ます。

GarageBandでピアノを打ち込む18
鉛筆マークを右にスライド

テンポと小節の長さを変更する

テンポはBPMと呼ばれ、曲のイメージを決める上でとても重要です。

ジャンルによって、下記のようなテンポがよく使われているので参加までに。

  • バラード      70〜90
  • Hip Hop        90〜100
  • House     120〜125
  • Trap            130〜140
  • 激しめの曲     150〜

それではテンポを変更してみましょう。

右上の『歯車』から『テンポ』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む19

出てきたテンポの値をドラッグして変更。

GarageBandでピアノを打ち込む20
数値をタップすると微調整も

次は小節の長さを変更します。

右上の『プラス』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む21
小さくて押しにくい…

『セクションA』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む22
セクションは増やせる

数値をドラッグして、小節の長さを変更します。

GarageBandでピアノを打ち込む23
初期設定では8小節

GarageBandの設定を変えてピアノを打ち込みやすくする

なにも設定しないで打ち込むと、音量のバラつきや、リズムのズレがどうしても出てきます。

先ほど打ち込んだものを見てみましょう。

GarageBandでピアノを打ち込む24
タイミングと音量がバラバラ…

グリッド(たての線)からズレていたり、分かりにくいですが音量のバラつきがあります。

人間が演奏するので、どんなに上手い人でもピッタリ合わせることは出来ません。

しかし、このバラつきを合わせてくれるのが下記の2つ。

  • ベロシティ(音量の補正)
  • クオンタイズ(タイミングの補正)

どちらも打ち込みがラクになるので、設定しておきましょう。

ベロシティ(音量の補正)の設定

ベロシティとは音量のことで、優しくタップすれば小さな音に、強くタップすれば大きな音に。

しかしiPhoneで微妙なニュアンスを表現をするのは至難のワザ

そこでベロシティをオフにすれば、タップする強さに関係なく一定の音量で演奏ができます。

左上の『フェーダーボタン』から『トラック設定』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む25
①フェーダーボタン、②トラック設定をタップ

『ベロシティ感度』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む26

『オフ』にしたら『フェーダーボタン』を押して戻りましょう。

GarageBandでピアノを打ち込む27
オフを選択。

ちなみに『ハイ』にすると強弱の変化を付けやすくなり、『ロー』にすると付けにくくなります。

クオンタイズ(タイミングの補正)の設定

クオンタイズは録音した時、自動でグリッドに合わせてくれる機能です。

下記の絵を見るとグリッド(たての線)から、音がズレているのが分かります。

GarageBandでピアノを打ち込む28
グリッドからズレている

『クオンタイズ』をオンにすると、このズレがなくなります。

ちなみに『クオンタイズ』は録音済みのパートにも、かけることが出来ます。

左上の『フェーダーボタン』から『トラック設定』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む29

『クオンタイズ』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む30

『ストレート』そして『1/16-音符』を選びます。

GarageBandでピアノを打ち込む31

『1/16-音符』にすると、1小節を16個に分けて、1番近いグリッドに合わせてくれます。

GarageBandでピアノを打ち込む32
1/16は、1小節を16個に
GarageBandでピアノを打ち込む33
1/8だと、1小節を8個に

ピアノに音階を表示させる方法

コレですね。

GarageBandでピアノを打ち込む34
鍵盤の上にラベルを表示

いちど、ホーム画面に戻って、『設定』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む35

下にスライドして『GarageBand』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む36
けっこう下の方に

その中の『キーボードの音名ラベル』をオンにします。

GarageBandでピアノを打ち込む37

ラベルは絶対に必要って訳じゃないので、お好みでどうぞ。

ボクは分かりやすいので、常に表示してます。

GarageBandの『Smart Piano』を使って打ち込もう

iPhoneのピアノを演奏するのって、結構むずかしいんですよね。

まぁ、画面に映したピアノなんで、むずかしいのは当然ですが…

そこで便利なのが『Smart Piano』。

スマホのメリットを生かした方法で、カンタンにピアノを打ち込めます。

右上のボタンを選択。ここで通常モードと『Smart Piano』を切り替えます。

GarageBandでピアノを打ち込む38
通常モード ⇄ Smart Piano

もしくは楽器の選択画面で『Smart Piano』を選択してもOKです。

GarageBandでピアノを打ち込む39
ここからでもOK

縦に8マスに分かれていて、上の5つがコード、下の3つが低音です。

GarageBandでピアノを打ち込む40
上の5つがコード、下3つが低音

コードは上に行くほど高音のポジションになり、同じコードでも聞こえ方が変わります。

GarageBandでピアノを打ち込む41
コードは一緒でも、ポジションが違う

さらにコードを押さえたまま、上下にスライドさせるとアルペジオのような事も出来ます。

GarageBandでピアノを打ち込む42
これは気持ちいい…

好きな曲のコードを調べる

まずはコード進行を決めるのですが、思いつかない方は好きな曲のコードを調べましょう。

〇〇(好きな曲名)コード進行』と検索すればたくさん出てきます。

コードが分かったら、忘れないようメモしておきます。

GarageBandでピアノを打ち込む43
紙に書くとわかりやすい

コードを『Smart Piano』にセットする

『歯車ボタン』を押して『コードを編集』をタップ。

GarageBandでピアノを打ち込む44
①歯車ボタン、②コードを編集

変更したい場所を下から選んで、上のダイヤルでコードを決めます。

GarageBandでピアノを打ち込む45
①変更する場所を選ぶ、②コードを決める

コード進行はこれにします。

A♭ → B♭ → Gm7 → Cm7 

まずは『A♭』エーフラット。

GarageBandでピアノを打ち込む46
一番左をタップして、コードをセット

『B♭』ビーフラット。

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左から2番目をタップして、コードをセット

『Gm7』ジーマイナーセブン

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左から3番目をタップして、コードをセット

『Cm7』シーマイナーセブン

GarageBandでピアノを打ち込む49
左から4番目をタップして、コードをセット

コードを打ち込んでみる

それでは打ち込んでいきましょう。

テンポは遅めの90にします。

録音ボタンを押して、メトロノームに合わせてコードをタップしていきます。

間違えた時は、停止ボタンを押して『戻る』をタップ。

次は少しアレンジして、コードを押さえた後指をスライドさせます。

低音パートを重ねて打ち込む

つぎは『Smart Piano』下の部分を使って、低音を重ねてみましょう。

その前にひとつ設定を変えます。

コントロールボタン』から『トラック設定』を選択。

GarageBandでピアノを打ち込む50
①フェーダーボタン、②トラック設定

『録音』に進み『録音を結合』をオンにします。

GarageBandでピアノを打ち込む51
録音を結合をオンに

この設定をしないと、録音するたびに上書きされるので注意しましょう。

では『録音ボタン』を押してスタート。

このように次々と音を重ねていけるのが、打ち込みのメリットですね。

仕上げ

では、仕上げです。

コード進行を8小節に増やしました。

A♭ → B♭ → Gm7 → Cm7 → A♭ →G7 → Cm7 → B♭m7 → E♭7

ドラムを入れて、スピードを上げるとこんな感じになります。

GarageBandでピアノを打ち込む:まとめ

以上、GarageBandでピアノを打ち込む方法でした。

今回の内容をまとめます。

▼まずはピアノを打ち込んでみる
 ・間違えても後から修正できる

▼設定を変えると打ち込みが楽になる
 ・クオンタイズとベロシティ

▼『Smart Piano』を使ってみよう
 ・コードを調べて弾いてみよう

ドラムの打ち込みについては>>GarageBandならドラムの打ち込みが超絶カンタン【iPhone】で解説していますのでご覧ください。

それでは、GarageBandで楽しい音楽ライフを。

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